四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(2月1日発表)
スポーツフィールド(7080)
3号連続で「↑↑大幅増額」が並んだのが、スポーツフィールド(7080)だ。同社は新卒の体育会学生・引退したアスリートの就職・採用を支援する。2022年12月期はコロナ禍の緩和に伴い、就職活動イベントの開催数が増加。新卒向け人材紹介では、紹介企業数が拡大したうえ成約率も向上し、全社営業利益が急拡大する。営業赤字に落ち込んだ2021年12月期からのV字回復を見込む2022年12月期は、3期ぶりの過去最高益更新で着地しそうだ。
アップルインターナショナル(2788)
中古車買い取り専門店「アップル」を展開するアップルインターナショナル(2788)は、円安を追い風に中古車輸出が好調だ。業績は上り調子で、「↑増額」「↑↑大幅増額」「↑↑大幅増額」と上方修正が続く。2022年6月発売の『会社四季報』2022年3集では、2億5000万円だった今通期営業利益予想は、最新2023年1集では14億円にまで引き上げられた。当期純利益は7期ぶりの過去最高額更新を見据える。
堀場製作所(6856)
2022年12月期に4期ぶりの最高益更新を目指すのが、堀場製作所(6856)だ。同社は独立系の分析機器メーカー。世界シェアトップの自動車エンジン排ガス測定装置の出荷は横ばいが続くが、好採算の半導体検査装置が絶好調だ。2月に発表予定の2022年12月期決算実績でも、半導体業界向け製品が同社の営業利益の大半を占めることになりそうだ。